2010年6月には、両槻会も活動開始から約3年半を迎えることになりました。これを期に今後の企画・運営の参考とさせて頂くため、定例会参加者をはじめ両槻会サイトやブログと飛鳥遊訪マガジンをご覧下さっている皆さんのご意見・ご感想などを伺うアンケートを実施させて頂きました。
アンケートは、大まかな5つの項目(両槻会全般・定例会全般・講演会・ウォーキング・飛鳥遊訪マガジン)合計20の設問やフリー記入項目を設けさせていただきました。
お寄せいただいた回答は、集計し両槻会サイトにUPしています。是非ご覧下さい。
「両槻会について」アンケート集計結果
アンケートにご協力くださった皆さん、有難うございました。m(__)m
アンケートにお寄せ頂いたご意見・ご感想・ご提案は、先日(6月12日)行いました両槻会スタッフミーティングにおいて議題とさせていただきました。全てにお応えすることは出来ませんが、ミーティングの結果を下記にまとめています。現状の両槻会が打ち出せた精一杯の方向性だと思って頂ければ幸いです。
簡単ではありますが、アンケートに対する両槻会事務局からのお返事として、下記にミーティングの報告をさせて頂きます。
・両槻会に関して お寄せ頂いたご意見・ご感想からは、「飛鳥好きの皆さんと共に飛鳥でより楽しく過ごす」ことを目的に始めた両槻会の活動に、ご理解を頂けていると感じました。
「飛鳥に対する情熱を感じる」にチェックしてくださった方が97.4%、「素晴らしい活動をしていると思う」にも73.3%のチェックをいただきました。両槻会にとりまして、これに勝るものはありません。活動を総合的に理解していただけたものと受け止めさせていただきました。
スタッフで検討を重ねた結果、両槻会は、会の原点である「インターネットで知り合った飛鳥好きの仲間達の集い」であることに、今後も運営の基点を置くことに致しました。よって、スタッフもハンドルネームのままで活動を続け、事務局(事務所)もインターネットの中にのみ存在することとしました。連絡や問い合わせも、これまでどおりインターネットでのみ行います。
また、アンケートでも皆さんのご支持もありましたように、自由でのびのびとした運営をしたいと考えることから「会員制度」や「会則の成文化」は行わないことにしました。
両槻会は、これからも「飛鳥好きの人達全てが会員であり、飛鳥を愛する心が会則」といたします。
運営方針に大きな変更はありませんが、参加者も会の大事な構成要員であると言う両槻会の趣旨をご理解くださって、回を重ねるに従い定例会当日に皆さんから様々な自発的なお力添えを頂けるようになりました。これを受けまして、定例会当日のみお手伝いをお願いしていました「当日スタッフ」を廃止し、当日を含めた幅広い範囲でお手伝い頂く「サポートスタッフ」を新たに設けることに致しました。
上記のことを踏まえ、次回スタッフミーティングまでの期間(2011年6月予定)は、下記のスタッフ構成で会を運営いたします。
・事務局長 真神原風人
・飛鳥遊訪マガジン編集長 もも
・会計事務 若葉
・スタッフ TOM・YUMI・伏見・氷月
・アドバイザリースタッフ
ジョンスさん・アジクさん
・サポートスタッフ
せいぶんさん・ぷーままさん・しぐれさん・よっぱさん
らいちさん・sachiさん・yukaさん
・定例会に関して 定例会の日程に関しては、フリー記入欄にもご意見を頂きました。事務局としましては、たくさんの方に参加して欲しいという思いと、スタッフ全員が本業を持つ身であるという現実の板ばさみになっています。そのようなことから、開催日の変更(日曜開催など)や度々の特別回開催は難しいとの結論に至りました。定例会は、今後とも奇数月第2土曜日開催が基本となります。
その他、定例会における定員・定例会参加費・定例会開催頻度なども現状維持とします。特別回開催につきましては、両槻会の趣旨に合う企画があれば実施に努めたいと考えています。
会費に関しては、38名中に「高い」が1名、「やや高い」が4名いらっしゃいました。運営費なども
検討致しましたが、現状が精一杯です。スタッフは、出来るだけ様々な方法で参加者の皆さんに還元できる方法を探っており、具体策が決定次第報告させていただきます。
ウォーキングや講演会へのご希望は、皆さんの声を参考にさせていただき、より良い企画を考えたいと思っています。
ただ、スタッフは、皆さんと同じただの飛鳥好きに過ぎません。特別に先生方への繋がりを持つわけではなく、会として当該研究機関や大学に派遣をお願いするほどの知名度も実績も有りません。また、会としてはそのような実施方法が望ましいとは考えておりません。これまでにお願いしました講師の先生方は、スタッフが是非お話を聞きたいと考えた方々に直接お願いする方法を取ってきました。これからも、この方法が基本となります。
講演もウォーキングの企画も、スタッフは専門に従事しているプランナーではありませんので、出来る限りの努力は惜しまないとすることで、ご理解をくださいますようにお願いいたします。
両槻会は、基本的に他の団体の企画にまるごと参加することはありません。共同企画はあるかもしれませんが、自主性や独自性を持って運営して行きたいと考えています。
・飛鳥遊訪マガジンに関して 飛鳥遊訪マガジンに関しては、ご寄稿下さっている先生方の記事は勿論のことスタッフの記事にもコメントを頂きました。有難うございました。
「難しい」・「初歩的な飛鳥ガイド記事」へのご要望が、合計すると37%ほどもありました。どのように盛り込んでいけるかは、メルマガのサイズにもよりますが、大きな検討課題をいただいたと思います。新コーナーを追加することは、メルマガが更に長くなることになりますので出来ませんが、個々のスタッフ記事にご意見を反映出来ればと思っています。分かりやすく書くことは、書き手がより理解を深めることが必要になります。出来るだけ日々努力したいと思います。
また、アンケートでも「読者コーナーの新設」のご提案がありましたが、飛鳥遊訪マガジンへの写真や記事の投稿は、随時受付させていただいております。飛鳥訪問記や覚え書き・研究レポート、また思い出の一枚の写真や飛鳥ベストショット・飛鳥近影など、ご投稿をお願い致します。
そのほか、Twitter をメルマガと併用して広報に利用してはどうかというご提案も頂きましたが、スタッフが僅かな余暇を利用して運営している現状において、Twitter
の機能を有効に利用することは、困難だと考えます。ひとまず、サイトやブログを今まで以上に活用できるように努め、今後の課題とさせて頂きたいと思います。
飛鳥遊訪マガジンをネット版バックナンバーでお読みくださっているという方が5名いらっしゃいました。バックナンバーからでは、記事内中にあるリンク先が表示されない場合があります。図や写真地図などの参考資料も合わせてご覧頂きたいと思いますので、出来ましたら、読者登録をしてくださるようにお願い致します。
・アンケート集計を終えて
両槻会主催定例会・特別回への参加延べ人数は、約3年半で750人を越え、発行から約2年半を迎える飛鳥遊訪マガジンも約400人の方に読者登録を頂いております。
何らかの形で両槻会に興味を持ってくださる皆さんのご意見をお聞きできればと企画した今回のアンケートでは、貴重なご意見をお伺いすることが出来たと思っております。両槻会は、講演会やウォーキングを始めとしまして、思いを込めた企画を続けてきたと自負しております。
全く後ろ盾となる組織も無いままに、ただ努力という武器だけを頼りに、ここまでやってこれたのは奇跡のようにも思います。これも、たくさんの皆さんのご支援やご協力あればこその三年半であったと思います。
今後も、皆さんからお寄せ頂いたご意見・ご感想を元に、両槻会はまた新たな第一歩を踏み出せるように思います。一歩一歩ゆっくりではありますが大切に歩んで行きたいと思っております。
これからも、ご支援・ご協力をいただきますように、切にお願い申し上げます。
2010.6. 両槻会事務局
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