開催にあたって
2007年2月12日に設立いたしました両槻会も、2009年10月8日には、誕生から976日目を迎え、設立準備期間を含めますと、1,000日を経過することとなりました。これを節目といたしまして、この度「−飛鳥を翔けた1000日の軌跡展−」と銘打った文化祭を開催することにいたしました。
両槻会は、飛鳥好きの皆さんと共に、より飛鳥で楽しく過ごすことを目的に活動しております。一人では行けなかった埋め戻された遺跡。踏み込めなかった奥飛鳥の景観。飛鳥の最前線でご活躍の先生方を目の前にする講演会。そのようなイベントを、これまでに20回にわたり開催してまいりました。定例会への参加延べ人数は、500人(文化祭開催日現在)を超えております。
「−飛鳥を翔けた1000日の軌跡展−」では、その折々にスタッフが作成いたしました資料などを展示いたしました。これまでの活動を総括するとともに、新たな方向性を探る目的で展示しております。また、二度行いました「飛鳥検定」の問題集・解説集・参考資料も展示し、飛鳥検定を模擬体験していただくことも出来るように致しました。
また、スタッフや定例会参加者の作品も合わせて展示しております。四季折々の飛鳥の素顔を記録した写真や手作りの品々を、ごゆっくりご観覧下されば幸いです。
文化祭を終えて
10月8日から12日まで開催しておりました両槻会文化祭「飛鳥を翔けた1000日の軌跡展」も、無事に終了することが出来ました。ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。また、貴重な作品を展示提供してくださいました皆さんに、この場をお借りしまして心よりの御礼を申し上げます。
開催期間を通しまして、およそ150人のご来場をいただきました。また、たくさんのご記帳をいただき、コメントも残していただきました。率直な感想もあり、また励ましのお言葉もいただいております。感謝の気持ちを込めまして、お名前のみ伏せて公開させていただいております。
両槻会文化祭コメント集
また、スタッフが無い智恵を絞って作り出しましたオリジナル飛鳥グッズも、皆様にご購入いただけ、おかげさまで、どうにか会場レンタル費用や経費をカバーすることが出来ました。ありがとうございました。
両槻会は、飛鳥が好きな者達が集っている会です。そのことを形でお見せ出来ればと企画した文化祭ですが、その目的は達成することが出来たのではないかと思っております。両槻会は、設立準備から数えますと約1000日を経過いたしました。大したことは何も出来ていませんが、講演会やウォーキングを始めとしまして、思いを込めた企画を続けてきたと自負しております。全く後ろ盾となる組織も無いままに、ただ努力という武器だけを頼りに、ここまでやってこれたのは奇跡のようにも思います。展示しました資料集や飛鳥検定や飛鳥地図帳を見るたびに、定例会毎の記憶が呼び覚まされ、文化祭は私達スタッフにとりましても、一つの区切りになったのではないかと思っております。
文化祭を起点として、両槻会は、新たな第一歩を踏み出せるように思います。一歩一歩を大切に歩んで行きたいと思っておりますので、これからも、ご支援・ご協力をいただきますように、切にお願い申し上げます。
両槻会事務局
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