西暦 |
年号 |
事 項 |
617 |
推古 25 |
- 聖徳太子、熊凝に精舎を建てる。(扶桑略記 以下「略記」)
|
628 |
36 |
- 3月 推古天皇没
- 9月 山背大兄皇子か田村皇子(舒明)か後嗣定まらず群臣紛糾、蘇我蝦夷、境部臣摩理勢を殺害し、田村皇子を擁立する。
|
629 |
舒明 1 |
|
630 |
2 |
|
636 |
8 |
- 6月 飛鳥岡本宮が焼失、田中宮に移る
- 7月 大派王(敏達天皇皇子)、蘇我蝦夷に朝参の弛緩を指摘・勧告するが蝦夷従わず。
|
638 |
10 |
|
639 |
11 |
- 7月 大宮と大寺(百済大寺)をつくる。百済川のほとりを宮地とし、西の民は宮を造り、東の民は寺を造る。書直県をその大匠とする。
- 12月 百済川畔に九重塔を建てる
- この年、百済川の側に精舎を移し、百済大寺を建てる。(略記)
- 百済川のほとりに子部社を切りひらいて、九重塔を建てる。百済大寺と号す。社神の怨みにより九重塔と金堂の鴟尾を焼破裂。(大安寺伽藍縁起并流記資材帳 以下「縁起」)
|
640 |
12 |
- 4月 天皇、伊予より帰り、厩坂宮に入る。
- 10月 遣唐留学生高向玄理・南淵請安ら帰国
|
641 |
13 |
- 10月 舒明天皇没。宮の北で殯を行う。16歳の中大兄皇子が誄を行った。
- この年、蘇我倉山田石川麻呂、山田寺の造営開始。
|
642 |
皇極 1 |
- 1月 宝皇后が即位(皇極天皇)
- 7月 蘇我蝦夷、旱魃に際し、大寺の南の広場に、仏菩薩の像と四天王の像とを安置し、多くの僧をまねいて「大雲経」などを読ませた。
- 9月 百済大寺造営のため、近江と越の百姓を徴発させる。
- 12月 舒明天皇を滑谷岡に葬った。
- この年、阿倍倉橋麻呂と穂積百足の二人を造此寺司に任命。(縁起)
|
643 |
2 |
- 4月 天皇、仮宮殿から飛鳥板蓋宮に移る。
- 9月 舒明天皇を押坂陵に葬った。(改葬)
- 11月 蘇我入鹿、山背大兄皇子を斑鳩宮に襲う。皇子自害する。
|
644 |
3 |
|
645 |
大化 1 |
- 6月 乙巳の変 軽皇子が即位(孝徳天皇)
- 8月 仏法興隆の詔 十師及び寺司・寺主・法頭を任命。恵妙法師が百済寺の寺主に任命される。
- 9月 古人大兄皇子粛清される。
- 12月 難波長柄豊碕宮に移る。
|
646 |
2 |
|
649 |
5 |
- 3月 蘇我倉山田石川麻呂、謀反の疑いを掛けられ自害。
|
650 |
白雉 1 |
- 10月 丈六・脇侍・八部など三十六尊の繍像を造り始めた。繍仏像一帳を、皇極上皇が難波宮で造りはじめ、翌年三月に完成した。(縁起)
|
654 |
5 |
|
655 |
斉明 1 |
- 1月 皇極天皇飛鳥板蓋宮に重祚する。斉明天皇。
- この冬、川原宮に移る。
|
656 |
2 |
- この年、天皇、飛鳥岡本に宮室をお越し遷る。後飛鳥岡本宮と名付ける。 また、両槻宮・吉野宮を造る。
|
661 |
7 |
- 7月 斉明天皇没。中大兄皇子称制する。
- 11月 飛鳥川原に殯する。
|
663 |
天智 2 |
|
667 |
6 |
|
668 |
7 |
- 1月 中大兄皇子即位(天智天皇)。
- 丈六釈迦仏像ほかの諸像を百済大寺に安置する。(略記)
|
672 |
天武・弘文 1 |
- 6月 壬申の乱起こる。
- 7月 大友皇子自害。
- この冬、飛鳥浄御原宮を造り、移る。
|
673 |
天武 2 |
- 2月 大海人皇子即位する(天武天皇)。
- 12月 美濃王と紀臣訶多麻呂を造高市大寺司に任命する。
- この年、御野王と紀臣訶多麻呂の二人を造寺司に任命する。百済の地から高市の地に寺を移す。(縁起)
|
677 |
6 |
|
680 |
9 |
- 4月 凡そ諸寺は、今後、国の大寺二、三を除いて、その他は官司の管理をやめる。
- 11月 天皇、薬師寺建立を発願する
|
682 |
11 |
- 8月 日高皇女(元正天皇)の病によって、百四十余人を大官大寺で出家させた。
|
685 |
14 |
- 9月 大官大寺・川原寺・飛鳥寺で天皇のために経をよませる。
|
686 |
朱鳥 1 |
- 7月 大官大寺で、天皇のために観世音経を説かせた。
- 9月 天武天皇没。皇后称制。
- 10月 大津皇子、謀反の疑いにて捕らえられ自害。
- 12月 五寺(大官大寺・飛鳥・川原・小墾田豊浦・坂田)で、無遮大会を行う
|
688 |
持統 2 |
|
690 |
4 |
|
694 |
8 |
|
697 |
文武 元 |
|
699 |
3 |
|
701 |
大宝 元 |
- 6月 大安寺で僧尼令を講説させる。
- 7月 造大安寺・造薬師寺の二官を寮に准じ、造塔・造丈六(ともに大安寺)の二官は司に准ず。
|
702 |
2 |
- 8月 高橋朝臣笠間を造大安寺司に任ず。
- 12月 持統太上天皇没。四大寺(大官・薬師・元興・弘福)で斎会。
|
703 |
3 |
- 2月 故持統太上天皇のため、四大寺で斎会。
- 3月 四大寺に詔し、大般若経を読ませ、百人を得度した。
- この頃(文武朝)、九重塔と金堂を建て、丈六仏をつくる。(縁起)
|
707 |
慶雲 4 |
- 6月 文武天皇没。
- 7月 阿閉皇女即位(元明天皇)。
|
710 |
和銅 3 |
|
711 |
4 |
|
716 |
霊亀 2 |
- 5月 元興寺(大安寺の誤記?)を左京六条四坊に移す。
|
718 |
養老 2 |
- 9月 法興寺を新京へ移転。
- この年、薬師寺を平城京六条二坊に移す。(薬師寺縁起)
|
729 |
天平 元 |
|
742 |
12 |
|
745 |
17 |
|
747 |
19 |
|
766 |
天平神護 2 |
|
782 |
延暦 元 |
|
784 |
延暦 3 |
|
文献 : (略記)= 扶桑略記 (縁起)= 大安寺伽藍縁起并流記資材帳
表記のないものは、日本書紀または続日本紀。
|