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第45回定例会
両槻会主催講演会
さらば飛鳥
−平城京の宅地から見た氏族社会解体へのみちのり―
講師: 近江 俊秀先生
開催日 |
2014年 7月19日(土) |
会場 |
飛鳥資料館 講堂 |
開演 |
13:00(予定) |
定員 |
40名 |
運営協力金 |
1,000円 (バス代・入館料別、傷害保険料含む)
*学割有り |
申込 |
5月19日から(定員になり次第締切) |
主催 |
両槻会 |
備考 |
*夏場開催となりますので、事前散策はありません。
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第45回定例会は、近江俊秀先生をお招きして「さらば飛鳥」と題した講演会を開催します。
近江先生から頂いた講演会概要
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飛鳥時代には、大きな変革期がありました。最初は、推古天皇の時代です。それは対隋外交の開始に象徴される東アジア社会への参入、官僚制の萌芽とも言える冠位十二階の制定、仏教興隆、さらに道路網の整備と集落の再編等が挙げられます。次は、いわゆる大化の改新です。地方行政機構の整備等や、さらに白村江の敗戦後の戦時体制の中で、律令国家に必要な制度面が急速に整えられていったと考えられます。そして、天智天皇の諸政策を受け継いだ天武朝に、律令国家の枠組みがほぼ整えられました。しかし、その反面、血縁を基本とする集団単位で天皇に奉仕するという伝統的な氏族社会はそのまま温存されていました。
平城遷都後も温存された氏族社会ですが、長屋王事件、恭仁遷都、橘奈良麻呂の乱などを契機に次第に解体されていきます。こうした社会の変動の様子が、文献からだけではなく平城京の宅地の変遷という点からも読み取れるのではないかと考えます。
講演では、こうした事象の前段として飛鳥時代に次第に整えられていく律令制度と氏族社会との関係(特に律令制と氏族社会との矛盾)についてお話させていただき、この流れに上手に適応した藤原氏と、時代に取り残され没落した大伴氏を例に挙げながら、話を進めたいと考えています。
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両槻会事務局 |
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