ウマノアシガタ |
次に目立つのが、「ウマノアシガタ」というキンポウゲ科の花です。つやのある5枚の花びらが春の日差しに輝いているところはとても綺麗ですね。「ウマノアシガタ」なんて無粋な名前は誰が付けたんでしょう?!
根生葉という、地面に近いところから出てくる葉っぱの形からきた名前ということですが、あまり似ているとも思えません。 |
アカカタバミ |
「カタバミ」「アカカタバミ」は分類上は同じもので葉っぱが緑のものと赤みを帯びたもの、の違いだけです。冬の間から咲いていることもありますが、本番はゴールデンウィークの頃です。世界中に分布しているようで、茎が地上を這ってそこから根を出して増えますし、もちろん種も沢山出来ますから、可愛い花なのですが、生えて欲しくないところ、畑や庭の煉瓦タイルの隙間などでは厄介者です。 |
イヌガラシ |
さて、今回の締めは、お馴染みの「菜の花」です。「菜の花」と呼ばれているのは、主に「アブラナ」ですが、これはほとんどが畑で栽培されているものです。畑では、この時期「水菜」も「白菜」も「日野菜」も「蕪」もみんな似たような黄色の花を咲かせます。詳しくは笑いネコの部屋の「ネコの植物学講座」をご覧下さい。(^_^;)
野生の「菜の花」の代表格は「イヌガラシ」ですが、花は「アブラナ」より少し遅れて咲きます。 |