両槻会(ふたつきかい)は、飛鳥が好きならどなたでも参加出来る隔月の定例会です。 手作りの講演会・勉強会・ウォーキングなどの企画満載です。参加者募集中♪



飛鳥咲読




第10回定例会
第二回 飛鳥検定

Vol.22(08.5.27.)に掲載~Vol.30(08.9.5.発行)に掲載
飛鳥検定傾向と対策
インターネット版 飛鳥検定Ⅰ・Ⅱ



【1】 「第2回飛鳥検定問題出題者ご紹介」  (08.5.27.発行 Vol.22に掲載)

  奈良文化財研究所飛鳥資料館学芸室長   杉山 洋 先生
  橿原考古学研究所主任研究員          近江俊秀 先生
  明日香村教育委員会文化財課主事      相原嘉之 先生
  奈良大学文学部准教授              滝川幸司 先生
  奈良文化財研究所都城発掘調査部      市 大樹 先生
  橘寺執事                       古賀野正空 氏


 第二回飛鳥検定は、考古学や古代史や文学の最先端で活躍されている先生方と、橘寺からは執事古賀野正空さんと事務員の皆さんのご協力をいただき、それぞれに問題を作っていただきました。残りの問題は、両槻会事務局員が作成いたします。

 杉山先生・近江先生・相原先生は、飛鳥遊訪マガジンをお読みいただいている皆さんには御馴染みの先生方になると思います。

 杉山先生は、第三回定例会で海獣葡萄鏡のお話を中心に講演をしていただきました。また、飛鳥資料館で行われた特別展のお話を飛鳥遊訪マガジンで連載していただいています。
 近江先生には、第12回定例会で「古道」をテーマにした講演をしていただくことになっています。メルマガでも、阿倍山田道のお話を連載していただいています。また、近江先生はお寺に関してもお詳しい方でいらっしゃいます。
 相原先生には、第五回定例会で「酒船石遺跡や両槻宮」の講演をいただきました。高松塚古墳やキトラ古墳の発掘担当をされていたことは、皆さんご存知のとおりです。
 滝川先生には、第一回・第七回定例会の講師をしていただき、違う視点からの飛鳥をご紹介いただきました。中古文学を専門とされます。
 市先生は、木簡や交通史がご専門で、第九回定例会「木簡から見た飛鳥」の講師を務めてくださいます。

 今後、飛鳥遊訪マガジン上に担当者別の出題傾向をご紹介する予定です。

 飛鳥検定 傾向と対策

 第一回目は、事務局作成問題中15問を占めます「風人作成問題」をご紹介します。風人は、定例会ウォーキングにおきましては、常に道案内役を務めます。古代史が好きなのですが、それは先生方にお任せするとして、道案内風の問題を作成しています。

 風人には、道案内に関して面白い話が有ります。「村民に裏道を教えたことがある。」また「稲渕の棚田のあぜ道を稲渕の農家のおっちゃんに教えた」という逸話です。(笑)
 どこまで本当の話かはさて置き、飛鳥の地理に精通していることは間違いありません。おそらく、歴史問題が作れない腹癒せに!地理問題を作ったに違いありません。風人問題は、15問ありますので、飛鳥の地理を頭に入れておくと、高得点が望めますよ♪

 「地図をしっかり見ておいてくださいね。  by 風人」




【2】 「飛鳥検定傾向と対策 2」  (08.6.6.発行 Vol.23に掲載)

 第二回目は、奈文研の市先生の問題を見てみます。先生のご専門は、交通史と木簡を中心とされていますが、今回の飛鳥検定では、主に木簡の問題を作成していただきました。
 これはもちろん「第九回定例会-木簡から見た飛鳥-」の講演内容を踏まえたものです。ですから、市先生出題の10問は、7月12日の第九回定例会にご参加いただければ、100%の正解率になること間違いなしです。

 木簡ってどのくらいの数が出土しているのだろうか・・など、木簡についての基本的な知識と、飛鳥池遺跡・飛鳥京跡・石神遺跡・飛鳥京苑池遺跡などからの主な出土木簡を予習されておくと良いかもしれません。人名や干支(年号)が書かれた木簡などは特に注目されますので、前号でお知らせしました「木簡ひろば」などを活用していただくと、正解率も上がるのではないかと思います。また、今号の石神遺跡のご案内記事も、大いに参考になるものと思います。

 検定がもう少し近づきますと、例題などをお出ししたいと思っています。 (風人)



【3】 「飛鳥検定傾向と対策 3」   (08.6.20.発行 Vol.24に掲載)

 今回は、明日香村教育委員会文化財課の相原先生の出題を見てみます。飛鳥遊訪マガジンの連載でもお馴染みですので、皆さんも、すでにご存知だと思いますが、先生は高松塚古墳の壁画解体修理に伴う発掘調査に従事されておられました。
 そこで、飛鳥の二つの壁画古墳(高松塚古墳・キトラ古墳)について、10問の問題を作っていただきました。両古墳の壁画だけではなく、古墳の基本的なデーターに目を通しておかれれば、全問正解も狙えるのではないかと思います。

 高松塚・キトラって、何時頃発掘されたんだっけ?とか、思い出しておかれるのも良いかもしれませんよ。(^^)             (風人)



【4】 「飛鳥検定傾向と対策 4」  (08.8.1.発行 Vol.27に掲載)

 検定実施日まで40日ばかりになって来ました。これからは、もう少し具体的な記事を書いて行きたいと思っています。

 ・高松塚古墳には人物像の壁画が描かれていますが、全部で何人の人物が描かれているでしょうか?
   1:4人  2:8人  3:12人  4:16人

 メルマガでもお馴染みの相原先生が作ってくださった問題は、このような高松塚やキトラ古墳の問題が中心になります。

 ・奇祭として知られる「おんだ祭」が行われる場所はどこでしょうか?
   1:飛鳥坐神社  2:葛神社  3:東大谷日女神社  4:甘樫坐神社

 このような飛鳥地域の民俗・風習などの問題も作っています。
 また、例えば、飛鳥寺は添付地図上の何番でしょうか? そのような問題も数問入っています。

 さて、皆さんは上の2問がお答えになれましたでしょうか?検定には、このままの形では出題されませんが、このような感じの問題が出題されています。難しかったですか?簡単すぎるでしょうか? 今は、クイズブームなのだそうですね。
 そんな挑戦も結構ですよ。どうぞチャレンジください♪  (風人)



【5】 「飛鳥検定傾向と対策 5」  (08.8.15.発行 Vol.28に掲載)

 飛鳥情報でも書きましたが、カンジョ古墳の石室から被葬者の棺を置いた「棺台」が見つかりました。棺台が設置されるのは、天武・持統天皇陵や高松塚古墳など高貴な身分の被葬者を想定できる墳墓に、ほぼ限られているそうです。このことから、カンジョ古墳の被葬者は、東漢氏の首長クラスである可能性が高まったと報道されました。
 東漢氏の首長とすれば、崇峻天皇を暗殺した東漢直駒の名前が思い浮かぶ人も多いと思います。古墳の年代にも合いますので、報道でも名前が挙がっていました。被葬者が駒である可能性は極めて低いと思うのですが、興味が惹かれます。当時の蘇我系の天皇陵が方墳であるのも、何かを示唆しているのかも知れませんね。

 さて、飛鳥検定ですが、上の記事の中に色々とヒントが出てきます。

 1)飛鳥で有名な渡来系の古墳と言えば?(雪の中で並んで見ましたよね。)
 2)棺台が置かれていた古墳は? (飛鳥で最も有名な古墳の一つです。)
 3)あっ!一つ問題と答を書いてしまいました。サービスということにしましょう。(笑)

 ニュースに関連付けての傾向と対策を書きましたが、以下はこの号で予定していた傾向と対策です。

 飛鳥検定の出題は、飛鳥地域と飛鳥時代に関わる問題が出題されます。飛鳥地域というのは、明日香村だけではなく、近隣の地域(高取町・橿原市・桜井市など)が含まれています。一番大きな意味での飛鳥地域と思っていただくと良いと思います。
 次に、飛鳥時代ですが、皆さんは、いつからいつまでと思われるでしょうか。明日香村に都が置かれた時代。そう思われるのも間違いではありませんが、実は歴史区分としては藤原京の時代を含めます。推古天皇が豊浦宮に即位されてから、平城遷都までの約120年間が飛鳥時代と考えられています。
 第1問は、「飛鳥時代の最初」を問う問題になっています。

 第2問からの数問は、飛鳥の最近の話題から出題しました。発掘調査などを思い出していただければ、良いかと思います。新聞の一面を飾ったような発掘調査ばかりですので、難しい問題ではありません。

 それに続いては、メルマガでお馴染みの先生方が作ってくださった問題が続きます。まず古代史・考古学関連の問題が10問あります。極端に難しい問題は有りませんが、1~2問難易度が高い問題が出てきます。ただ、答が分からなくても、消去法で大丈夫な4択誤解答が書かれています。
 具体的に問題を見てみますと、お寺には「寺名」と「法号」と呼ばれるものがあります。例えば「岡寺」の法号は「龍蓋寺」と言います。飛鳥の有名なお寺の寺名と法号の組み合わせを問われる問題が出題されています。
 知らなくても、ちょっとネットで調べればOKですね。(^^)

 その後、高松塚古墳とキトラ古墳の問題が10問あります。明日香村は、高松塚古墳発見をきっかけに大きな転機を迎えました。知名度を上げ、歴史ファンを増やしたことは間違いありません。その頃、皆さんは何をされていたでしょう? 私は、ミカン畑の中の高松塚古墳を見に行った記憶があります。その直前だったと思うのですが、札幌オリンピックが開催されていました。記憶の糸が辿れるでしょうか。
 キトラ古墳の発見は、その十数年後のことになります。朝の連続テレビドラマ「おしん」が放送されていた頃でした。キトラ古墳の石室にファイバースコープが入れられたニュースの後に、「おしん」をやっていたのを記憶しています。
 なぜこのような話を書いているかというと、それぞれの古墳の基礎的な問題が出るからです。発見はいつだったかな? (笑)

 続く5問は、少し雰囲気が変わります。宇多上皇や藤原道長が登場してきます。
第一回定例会
第七回定例会のレポートをお読みいただけると、満点になる問題です。両槻会サイトに収録していますので、記録またはアーカイブからご覧いただけます。彼らが飛鳥を訪れ、通っていったルートなどに注目されると良いかもしれません。
 次に出題される10問は、第九回定例会「講演-木簡から見た飛鳥-」から出題されます。こちらもレポートがありますので、ご覧いただければ高得点となるでしょう。

 木簡が書かれた「飛鳥時代」には、人名はいろいろな表記で書かれることがあったようです。男女の区別さえ明確ではなかったようです。例えば「大伯皇女」ですが、「大来」とも書かれますし、「大伯皇子」とも書かれたのだそうです。表記にこだわりは無いのですね。(^^ゞ 
 木簡ってどのくらいあるのでしょうね。
 
 この一連の問題の最後に、第九回定例会の参加者が作ってくださった問題があります。飛鳥池遺跡のお話を問題に作っていただきました。

 さて、ここまでで、50問が過ぎました。簡単でしょ?(笑) あまりヒントを出しすぎますと他の事務局員からクレームがつきますので、この辺りで今回は終了です。続きは飛鳥遊訪マガジン29号で。(^^) またまた大サービスがあるかも知れませんよ。 (風人)



【6】 「飛鳥検定傾向と対策 6」  (08.8.22.発行 Vol.29に掲載)

 前回は、問1~問50までの問題をご紹介しましたので、今回は問51からの問題を見てみます。

 問51の前後の問題は、橘寺関連の問題が続きます。橘寺は、皆さんもご存知のように、聖徳太子に関連するお寺として知られています。また、寺名は田道間守が常世の国から持ち帰ったとされる「非時香菓(トキジクノカグノミ)」を植えたとする伝えに由来します。
 このようなことから、聖徳太子や田道間守に関連する問題が出題されています。また、寺宝となっている仏像にも目を向けられると良いかもしれませんよ。(^^)
 少し難しい問題もあります。「三経義疏」ってご存知ですか? 聖徳太子の業績の一つに取り上げられますが、「三経義疏(さんぎょうぎしょ)」も少しお調べになっておいてください。

 その後に続く問題は、これまでと少し違った出題方法になっています。問題に添付された飛鳥地域の概略図を見ながら答えていただくことになっています。地図には、史跡や遺跡の所在地に地図番号を割り振りってあります。問題に合致する地図番号を答えていただいたり、地図番号が何かを答えていただきます。歴史問題ばかりではなく、花の名所を尋ねたり、お祭りが行われる場所を問うものもあります。

 例えば、蘇我馬子が創建したお寺は、地図番号の何番でしょうか。と言うような設問形式です。少し難しい問題も含まれていますよ。下のリンク先に飛鳥の史跡地図や遺跡地図があります。参考にしてください。
 参考ページ: 飛鳥の史跡地図 飛鳥遺跡地図  飛鳥・花の地図

 問題の大半は、定例会で巡っている場所です。定例会レポートも参考になると思います。

 続いて、問65からは石造物の問題が二つあります。謎の石と言われる物は、亀石や酒船石や猿石が有名ですね。通りすがっただけでは、問題は解けません。(^^ゞ  良く観察された方が正解をつかめます。猿石は4体が南北に並んで置かれています。はい!置かれているのです。(笑)

 明日香村の伝承・伝統行事などを問う問題が続きます。一つは、勧請綱掛神事です。今年の1月に第六回定例会「ハイキング-西飛鳥古墳めぐりと男綱勧請綱掛神事-」で見学をしました。寒さの中飛鳥の伝統行事に見入ったものでした。レポートをご覧下さい。 第六回定例会レポート

 問70からの10問は、万葉集や古代の食などに絡めた植物の問題が出題されます。歴史好きの方には、苦手な問題かも知れませんが、ほとんどが飛鳥遊訪マガジンに書かれた内容が出題されますので、思い出していただければ簡単ですよ♪遊訪文庫の「ネコと歩こう飛鳥の畦道」や「Pの飛鳥・食物記」をご覧いただくと良いと思います。問題の出題者は、笑いネコとP-sahireです。
 皆さんは、長忌寸意吉麻呂(ながのいみきのおみまろ)という万葉歌人をご存知でしょうか。珍妙な歌を詠むので知られる宴会盛り上げ係のような歌人です。彼の歌を一度目を通してみてください。 遊訪文庫

 問87までは、またオーソドックスな問題に戻ります。大化改新や改新の詔に関する問題などが並んでいます。前号で、うっかり問題と答を書いてしまった設問も、実はこの7問の内に含まれています。(^^ゞ  歴史マニアっぽい問題がありますので、少し難易度は高いかも知れません。
 推古天皇の頃に我国は、遣隋使を送り始めます。飛鳥遊訪マガジンにご寄稿くださっている近江先生の前回の記事などでも、ちょうどその頃の話題になっています。この辺りの時代をおさらいしてみて下さい。きっと得点が伸びると思いますよ。(^^)

 問88からの5問は、万葉集の問題です。柿本人麻呂や額田王などは、皆さんご存知だと思います。有名どころの歌を思い出してみてくださいね。
 飛鳥時代は動乱の時代でもあります。権力争いの影に葬られた人たちも居ました。悲劇の皇子などと言われ、若く命を散らせた人たちもいます。辞世の歌には、1400年の後でも心を揺り動かされますね。
 意吉麻呂さんの歌もまたまた登場しますよ♪

 問93からラストまでの問題は、出題の視点が面白いですよ♪ 解いていて楽しいと思っていただけると思います。このパートは、当日のお楽しみにしましょう♪ 

 さて如何でしょうか。100問の構成がどのようなものであるか、お分かりいただけたでしょうか。難しいと思われた方もいらっしゃると思います。そこから好奇心へと繋げていただければと思っています。苦手なことでも以外に面白さを発見できるかもしれません。飛鳥検定がそのお役に立てればと思っています。

 皆さんとご一緒に、飛鳥をもっと楽しみたいと思います。
 是非皆さんのチャレンジをお待ちしております。       (風人)



【7】 「飛鳥検定傾向と対策 7」  (08.9.5.発行 Vol.30に掲載)

 第二回飛鳥検定の「傾向と対策」も、いよいよ最終回になりました。今回は、検定終了後に皆さんに配布します二つの資料集をご紹介したいと思います。

 「飛鳥検定解説集」は、全100問の解説が書かれた65ページに及ぶ解説集です。
 事務局員が持てる力を最大限に発揮しました。両槻会の飛鳥検定は、検定自体の実施も大事ですが、「飛鳥にはこんな見方もありますよ♪」「こんな視点でご覧になるのも楽しいですよ♪」「あっ!それうっかり忘れてたっ!」そのようなことに気づいていただくのも、目的の一つになっています。その一助になればと考え、解説集を作りました。

 例えば、『・・・〇〇博物館の館内に時刻を知らせる放送はユニークです。「復元〇〇の音が、△時をお知らせします」というアナウンスの後に、〇〇を叩く音が流れます。毎時間流れる放送ではありませんので、実際に聞いたことのある人は少ないかもしれません。・・・』なんて調子のものもあります。
 また、『・・・〇〇古墳は明日香村大字真弓に所在する終末期古墳です。これまでの発掘調査によって、版築で築かれた墳丘の中央部分には凝灰岩で造られた横口式石槨の存在が確認されています。内部には漆塗木棺片や金銅製の飾り金具、そして人骨(30歳代の男性)などが出土しています。石槨内部は、漆喰が全面に塗られていましたが、壁画は描かれていませんでした。 ・・・』なんて、ちょっぴり考古学的な解説を加えたものもあります。

 「参考資料集」は、解説集をより分かりやすくするための図や表や写真を集めたものです。例えば、系図です。古代史に興味を失くしてしまう大きな要素は、その人間関係のややこしさだとよく耳にします。分かりやすい系図があれば如何でしょうか。少しでも参考になればと付けてみました。また、遺跡のイメージを掴んでいただきたくて、手描きの遺構図や地図を描きました。
 他にも、伽藍配置図や表にすると見やすいと思われるものも作っています。植物を言葉で表現するのも難しいと思いますので、登場する植物の写真を付け加えてあります。また、解説集で書ききれない追加解説を書いたものもあります。

 そして、第二回飛鳥検定の最後には、このメルマガを書いています両槻会事務局員のほぼ全員が、解説集を作る過程で興味を持った様々な話や追加解説を行う予定でいます。

 私達は、単に飛鳥が好きなアマチュアです。何処まで出来るかは分かりません。間違いもあるかと思いますが、わいわいがやがやと飛鳥話で盛り上がりながら一日を過ごせたらと思っています。

 長い「飛鳥検定傾向と対策」にお付き合いくださいまして、有難うございます。m(__)m
                                           (風人)




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